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NotebookLMは、ChatGPTやGeminiのような「なんでも答えてくれるチャットAI」とは少し役割が違います。手元の資料(ソース)を読み込ませて、その資料にもとづいて答えてくれるAIノートなので、プロンプトの書き方もコツが変わります。
この記事では、旅行しおり・AI漫画・ブログ記事作成の3つの用途で実際に使っているプロンプトを、コピペできる形でまとめます。あわせて、うまく答えが返ってこないときの直し方も書いておきます。
NotebookLMのプロンプトが普通のチャットAIと違う3つのポイント
- ソースが無いと答えが薄くなる:NotebookLMは読み込ませた資料の中から答えを探します。資料が空だと、一般論しか返ってきません。まず資料を入れるのが前提です。
- 答えに参照元が付く:どのソースのどこを根拠にしたかが示されるので、ファクトチェックがしやすいです。逆にいえば、ソースの内容が間違っていれば、そのまま間違った答えが返ります。
- 長い指示より「条件の箇条書き」が効く:だらだらと長文で頼むより、条件を箇条書きで渡して、出力の形(見出し、表、箇条書きなど)を指定したほうが安定します。
プロンプトを書く前に:ソース文の作り方
NotebookLMは「入れた資料の質」がそのまま出力の質になります。プロンプトを工夫するより、先にソースを整えたほうが結果が良くなります。実際に効いているのはこの3点です。
- 見出し付きで入れる:「目的地」「日程」「避けたいこと」のように見出しを立てて箇条書きにしておくと、NotebookLMが項目を拾いやすくなります。
- 1ノートブックにつき1テーマ:旅行と漫画の資料を同じノートブックに入れると、話が混ざります。用途ごとに分けるのが基本です。
- 日付と前提を明記する:「2026年9月時点」「予算は航空券込み」のように前提を書いておくと、的外れな提案が減ります。
① 旅行しおりを作るプロンプト
先に旅行メモ(行きたい場所、日程、同行者など)をソースとして読み込ませてから、以下を貼ります。
あなたは旅行プランナーです。
読み込ませた旅行メモだけを根拠にして、2泊3日の旅のしおりを作ってください。
条件:
- 移動時間を必ず入れる(移動が長い日は観光を減らす)
- 食事は「候補を2つ」出す(片方が混んでいた場合の代替)
- 服装は気温と歩行量から判断する
- メモに書かれていない情報は推測で埋めず「要確認」と書く
出力形式:
1日目 / 2日目 / 3日目 に分ける
各日: 時間帯ごとの行動、移動手段、食事候補、ひとことメモ
最後に持ち物チェックリストを付ける
ポイントは「メモにない情報は推測で埋めず『要確認』と書く」の一文です。これを入れておくと、存在しない店名や閉店した施設を混ぜてくるのをかなり防げます。
② Geminiで旅のしおり素材を整理するプロンプト
NotebookLMに入れる前の「材料づくり」は、GeminiやChatGPTのほうが向いています。調べものをして、NotebookLM用のソース文に整えてもらうイメージです。
以下の旅行先について、NotebookLMに読み込ませるためのソース文を作ってください。
旅行先:
日数:
季節:
興味のあるテーマ:
まとめてほしい内容:
- 主要な観光地(移動の順番が分かるようにエリアで分ける)
- 空港や駅から市内への移動手段と所要時間の目安
- 食事の候補(現地の料理名も書く)
- 季節ごとの服装のポイント
- 初めて行く人がつまずきやすい点
見出し付きの箇条書きにして、後から情報を足しやすい形にしてください。
不確かな情報には「要確認」と付けてください。
③ AI漫画のストーリーを作るプロンプト
あなたは短編漫画の編集者です。
読み込ませた設定メモをもとに、AI漫画の設計書を作ってください。
ジャンル:
読後感:
主人公:
相棒キャラ:
舞台:
ページ数:
出力してほしい内容:
- 作品タイトル(3案)
- あらすじ(200字程度)
- 登場人物の紹介(見た目の特徴も、画像生成で使える言葉で)
- ページごとの展開(1ページ=1スライドとして使える粒度)
- 各ページのセリフ案(1ページ3行まで)
- 画像生成プロンプトに変換しやすい「情景の説明」
セリフに「1ページ3行まで」と上限を入れるのがコツです。漫画として読みやすくなるうえ、スライドに収まらない長文セリフを防げます。
④ 漫画をスライド化するプロンプト
読み込ませた漫画設計書をもとに、ブログ記事として読めるスライド構成を作ってください。
条件:
- 1スライド1トピックにする
- 作品の紹介だけでなく「作り方」が分かる内容を入れる
- 使用ツール、プロンプト例、つまずいた点を入れる
- スライド間で話が飛ばないように、前のスライドを受ける一文を入れる
出力形式:
スライド番号 / 見出し / 本文 / 入れたい画像のイメージ
⑤ ブログ記事の構成を作るプロンプト
読み込ませた資料をもとに、WordPress記事の構成を作ってください。
読者:
検索キーワード:
記事の目的:
入れてほしい内容:
- H2見出しの案(5〜8個)
- 各見出しで書く内容のメモ
- 本文に入れる手順(番号付き)
- プロンプトやコードの例
- 注意点・向かないケース
- 内部リンクを貼る候補のテーマ
- メタディスクリプション案(120字以内)
資料に書かれていないことは追加しないでください。
⑥ 記事のファクトチェックに使うプロンプト
NotebookLMは「参照元を出してくれる」のが強みなので、書き上がった記事のチェックにも使えます。記事の本文と、根拠にした資料を同じノートブックに入れて実行します。
この記事の本文と、読み込ませた資料を照らし合わせて、次の3点をチェックしてください。
1. 資料に書かれていないのに、事実として断定している箇所
2. 数字・日付・固有名詞で、資料と食い違っている箇所
3. 古くなっている可能性のある情報
出力形式:
「該当箇所の引用」→「問題点」→「修正案」の3点セットで列挙してください。
問題が無い場合は「無し」と書いてください。
うまくいかないときの直し方
- 答えが浅い・一般論しか返ってこない → ソースが足りていません。判断材料になる資料を追加してから、もう一度同じプロンプトを投げ直します。
- 毎回フォーマットがバラバラになる → 出力形式を「見出し付き」「表形式」「箇条書き」など具体的に指定します。1回うまくいった形式は、そのまま使い回すのがおすすめです。
- 参照元がズレている → ソース内の表記ゆれ(同じ場所を別の名前で書いている等)が原因のことが多いです。資料側の表記を統一します。
使うときの注意点
- 無料版と有料版で使える量(ソース数・生成回数)が変わります。最新の条件は公式の案内を確認してください。
- NotebookLM上で生成した画像のURLをWordPressにそのまま貼ると、後から表示できなくなることがあります。公開する記事で使う画像は、WordPressのメディアにアップロードしてから貼るのが安全です。
- 出力はあくまで資料にもとづいた要約・整理です。公開前の最終確認は人が行ってください。